美粋書房 横山俊一

神道を根にした文化慣習に携わり、文化思想の執筆をしております。

1)学習・教育・生産の基本的な原理

1-1経営と固有技術
教育行政と教育を分けて性格の認識を示される見解も見られる。言い換えると経営と固有技術を区分して資源管理に重心を持つ生産性と限定的な技術の形成と提供を担う立場の相互尊重と協働を意図される。比較的長期の関係を見据えた専門性の尊重と同一性による両輪を回す態度が起こる。集団の性格を強めるか、個々人的な性格を強めるかの程度差が起こる。一定の同一ビジョンは少なからず備わり抽象概念と共有されて、資源管理と固有技術等と言う違いと共通、分化と統合を果たし適正な社会関係を生む。経営が妙に強まるか弱いか、固有性が妙に強いか弱いか等の時々の状況が生まれる。普遍的な原理という変わらぬ基準と時々の原理なる構造を構え、落ち着きある安定と自由の操作性を生む。
1-2頭と体と感性の相関
机上での知見の吸収で留まるような学習であると、どこか受動的な生産に留まり、自己不在の受け身の知見の吸収では楽しさが高まらない。自己の現況の認識を軸に備えつつ、他者の知見を受け良し悪しを浮かべながら、良きは実際の活動に取り入れるスタイルにおいて健康な学習を遂げる。頭の知見に対し体や感性の検証を含んだ学習をもって一次体験を通して知識が消化され、或いは再構成される。更に、他者に良き方法を提案できるような深まりへと進む。
1-3主催と受講の関係性
主催者は、「これが良い」という確信に及ぶような型枠が提起できぬと主催者としての要件に疑念が起こる。なぜ良いのか、どのような点に有用性を抱くのか、ここは良いが、ここは不満である等と言う自己認識を明示しながら、自己の内面性についてもある程度伝達して外形化される事柄との整合を表す事に誠実性が映る。主催者から何がしかの型枠を提起すると共にエゴを強要する精神性に偏らぬ構えを含め、受講者の内発性を萎ませず、育てるような発想や他者の個性を尊重するような部分や他者からの学びが残り相互循環を遂げる。不完全な人間という普遍原理を根にして健全な精神性が持続する。受講者に楽しく学ばせるような工夫と共に自己が楽しく成長する規則性が内蔵される。予めの基準の形成と明示が弱く構造的な力に縋り外界へ何がしかを呼びかけ、外界から財を盗むような性質に嵌らぬ健康な精神性が出現するか。物質依存性と適正を見分ける観点が明瞭化する。良し悪しの判断についても回答する責務を抱き、盗みに陥らぬ自制を遂げる力と責務の均衡性に健全性が映る。
1-4動静概念と規則性
普遍的な生命観を起源として、「動静概念と規則性」という活動法則が導出される。これを基礎にして、学習の在り方を起こすならば、まずもって自己の一日の経過を整理し現況を掴むようなことが行われる。朝、昼、晩という一日の習慣を書き出し、自己自体を知る事を先んじる。そして、各科目との接点を浮かべて机上的な概念や知識を提供される事について、自己の習慣と対比して概念と実際の想像を浮かべ頭と体を繋げて実感を起こすような学びに及び、他者の知見が自己のものへと高まり、概念と感覚の検証と共に再構成という発見や創造の力が起こる。一日の習慣、一週間、一月や一年というスパンを見ながら、繰り返される習慣や行為、行事等と言う事を整理し現況認識が行われる。そして、各科目で伝達される知見について、次第に自己の側に基軸性を作り、他者の経験について良し悪しを峻別するような観点と反応が進む。必要なものを取り入れ自己の血肉にするスタイルを確立し健全な精神性と身体性を遂げられる。
1-5社会的基準と各個性
広く一般基準なる観点を備えつつ、自己の率直な感覚や感性の出現や、自己の主体的な創造性を持って、良く思慮の練られた良性の型枠を作り上げる点も含めて、自己と社会の良好な安定と改善のエネルギーが持続する。より良き精神性を根にして利益を追求し自己基準が一般化する事もあり得る。
1-6日本文化原論の関心と効用
当該文化論においては、「動静概念と規則性」という原理を中枢的な創造力と配しながら、「不変や普遍なる基準と、時々の共通性や個別性」や「根源性と全体観と特定性」という価値体系を基盤性に備え、抽象性の静的概念とし動態性を回し静態の更新や維持に回る規則性を長期性の原理と提起される。既に多くの人々の習慣と内蔵される型枠にも思われる。平易に万人に伝わる明瞭性の高まる概念と整理し、長きに及ぶ永続を遂げる良き様式への確信的な認識が強まる好作用が想定される。より深みある生命観を顧みながら表層的な原理への確かな認識に連ね、基礎と個性の耐久的長期性の習慣と感性の出現に及ぶものと思われる。
表1

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1)動静概念と規則性

1-1物質化の進行
軍事的な力を増強させ、外界への略奪的な創造力と脅威を進める現象と知覚される様な状況認識が起こる。実際に、自領域への侵入を進め、実害も発生している。このような現況認識が起これば、生存への危機意識が生まれて、軍事的な力へ対抗する軍事力の整備と対応力を高める作為に回る事はごく自然な生存本能の一つという認識を生む。この直接的な反応のみならず、善意型の発想が少なからず残り、歪な発想と行為を進める事への原因を探り、発想の上流面へ視線を伸ばし、有るべき生態系や人間性への問いと提起と共有を高めるような創造力も出現する。
1-2精神性の良性
人間や生態系の理想概念を形成し、内外へ訴求する創造性にも必要性が映る。根源的な生命へ対する見解を根にして、人間なる生物の変わらぬ良性への答えを探し、一時代に留まらぬ永続的普遍の原理を問い起こし、実際的な現象へ反映させるエネルギーが投じられる。変わりづらい理想図の形成と保有が、歪性の起こる原因を掴むことへと回り、直接間接の原因を伺い知り、歪性に連なる要素への改善策を投じ、因果の上流的な面から適正作法を進める施策が進む。
1-3習慣と規則性
個々の現象と正負の体験と積み重ねが起こり、変わらぬ良性への発想が、負を感じ取り制にする力の出現を持続する。そして、有るべき人間や生態系という事への見解が、集約的な価値観となって整えられる。それを内外へ概念として明示し、同一共感を高めて歪性に及ばぬ働きも少なからず想定される。
1-4動力源の良性と持続
生滅不可分という感性が変わらぬ根源的な人間の動力源と備わり、自己と同じように外界の生命への尊重へ及んで、自他の納得感の高まる方法への問いと探求と実践を回す規則性が進められる。生命観が劣化するほどに、この根源性を下落し、一方向の要望過多の性質が強まり、物質依存型の発想と手法に偏って外界の生命への重みを失い軍事力による略奪性の反応に制御が掛からず悪性の世界を進める。悪性化の根本原因への同一認識へ及ぶ。
1-5基準と過不足の定型的反応
理想的な性質への認識と共に、悪性の性質への認識が生まれ、悪性が起こる原因への思慮と改良の視点が現れ、理想と現況と原因分析と適正化の方法を投じる規則性が常態する。火急的な対応策を図ると共に根源的な精神の良性を根にした創造策を併せ持ち、一過性の適正化に留まらず、根源からの良性を求める創造の力が持続する。
1-6基礎と専門の相関
哲学や文化観という不変的・普遍性の問いと基準の形成と、産業経済、政治行政、教育との相関を浮かべて、社会と自然の永続的調和性の軌道と纏まり、全体性の概念を生み、部分性の現象への性格を付け、過不足の算定と適正化の方法を起こす長期周期の規則性が固まる。根本且つ長期的及び大局性の基準尺度が構成され、基礎基盤性の盤石性と、特定領域の適正を果たす分化と統合の動静の世界観が形成される。生滅不可分と人間平等や生物平等の感性が根源性となって、自他との最良的な創造性を起こす源流を生む。物質依存性の強まる規則性や体質を進めるか。精神面の良性を求め外形的な世界を浮かべ、実現への力を回すか。根の性質が浮かび上がる。内面性が外形に現れる。
1-7理想と現況と評価と方法のサイクル
理想概念に対して、現況の多様な性質に対面し、妥当な方法をもって、健全な動静を回す主体性を実感する。頭と体と感性の有機的な因果を生む。負への直接的な対処と、根源的な面からの良性を合わせ投じる姿と現れる。動静概念と規則性という根幹的かつ包括性のフレームを持ち、静態面と動態と動静を投じ続ける人間像と掴み出される。長期的永続への軌道を進める根幹性の原理と導出される。「平和」なる概念を抱く欲求について、現況の体験と積み重ねと改善の持続からその中味と的具象性の様式となって欲求と充足の姿が生まれる。
表1

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1-8分業と統合
大きな利益を抱くほどに、それを遂げる困難さに対面する。多様な個性との協働を果たす分化と統合の社会性が不可欠となる。「何を」という主題と、「どのように」という思索に及ぶ。これを進める基礎基盤性の同一フレームが揃い、根源性と全体性概念を浮かべて、自己の限界を浮かべつつ他者との適当な協働の認識と実践の円滑性を生む。

1-9物質依存の主導性
物質任せの力により他者の個性を思うように動かす発想が強まり、歪な精神性が出現することについて、根源的な生命観に立ち返り、平等の感性を根にして、質実の良い創造の概念を起こし、均一的な物理感覚に陥らぬ精神と物理の適正へ回り、健康な精神性の変わらぬ現象が進む。物質感覚の固定的な力の構造が強まり、精神面の悪性が進み、力の保有と活用に見る歪性を広げる因果性が把握される。
1-10ミクロ・ミドル・マクロと一貫性
ミクロ的な現象からミドルやマクロの現象の連鎖性を知る。軍事なる大きな破壊性の対立に及ぶ兆候を、個々人や特定集団といった面から事前に察知する観点を生む。個々人、集団、地域という各領域に共通する根源的な観点を備えて、どこの配置においても同一性の基準と適用を遂げる変わらぬ精神性の良性に普遍的原理と適用の姿が映し出される。力に相応する制御性を果たす主体性の持続に回る。空疎性の抽象原理に留まらず皮膚感覚の実感となって普遍原理と適用や実感を掴む動静概念と規則性が生まれる。単純物理の上下感覚が強まるほどに価値観の短変数化と短絡性の反応や判定が強まる。この動物世界の進行に対して、人間特有的な良性への認識が揃い、根源律と作用して自然を主導するような生態系を作る力を遂げ永続軌道を持続する。

 

領域観の原理

指示をしようがしないが、集団の一員が起こした現象は、集団の管理責任者が責任を負うというのが、一般的な集団活動の秩序と解される。民間事業者における通常感覚にも思われる。頭と体は整合して、外界との良好な感性が出現する。
政治と行政はこの意味からいうと、頭と体に対照される。分断ではなく一体と見る事に及んで政治行政が作り上げる物事とその受け手との間で感受性が生まれる。忖度をしようがしまいが、この点から言うと関係なく、行政がしたことは政治が責務を負う。これが、民間の感覚となり、集団の経営責任を担う配置を持つ人々は集団の構成員がやったことへの責務を負う。頭と体が繋がり同一性の感性を備える集団と至って、健康な主体性や領域観が起こる。頭と体の分断を前提にすると同一性の感性の繋がらぬ領域となり、有機的な生態系としての欠陥が生じ一つの領域観が生まれない。資源の分配により具象的な業務が執り行われる事について、資源分配と業務の執行とを切り離し、権限と責任の完結性を持たぬ構造と動態の認識を作る事に、基本的なボタンの掛け違いが起こる。この面に、民間事業者との感覚の違いが映る。資源分配と業務執行の一貫する範囲による領域観が備わり、完結的な領域観を生む。これが難しいほどの対象範囲を想定する事による限界が現れる。頭と体の整合による感性の出現を遂げられる範囲の領域観が作られることが、最も理想の集団協働活動と映る。主体性の根本的な原理への認識が起こり、根本律から見て現況に対する過不足の評価に回り、適切な理想概念へ及ぶような方法へ回り適正化する。意思形成と執行と検証の一巡する主体性にあって、内外との健康な感性を作られる。
この根幹的な原理に対する不足が起こらぬような集団の仕組みを向上させることが、システム上の欠陥の是正となる。頭と体の整合という根本的な面での不足が治らないと、領域の健全なシステムと稼働の適正が起こらない。根幹性の仕組みにおける瑕疵は小さな問題ではなく大きな不適合の指摘を生む。頭と体の分断と感性の歪性を持つ領域という認識に至る。
領域観の根幹的な原理への認識が如何にあるか。これが異なると領域と領域との基盤的な認識の違いを生み、良好な関係性と耐久的な持続には及びづらい。資源を配る事と、その資源が意図する結果を齎せたか、この面を含んで検証されるのが、民間事業の感覚になり、経営責任が問われる。頭と体の分断による歪な感性という事態に、問題の本質が映る。立法と行政と司法の分断性に陥らぬ完結性に適正な領域観が起こる。対象範囲の広い利益を追求するに際しては、普遍的な基準と時々の基準という区分をもって、領域の主導者が変わっても、変わらぬ普遍的基準の所在と、時々の基準と運用という構造を備えた領域観を遂げる。普遍的・不変的基準には、頭と体と感性の連なる有機体像によって健康な生命観が生まれる。これが著しく崩れぬような時々の運用が望まれる。文化尺度が不変や普遍の基準になり、各領域の根幹原理と配される。領域を作る上での基礎基盤性の原理となる。
立法行政司法という政治行政領域に対して、産業経済と政治行政と教育という上位性の社会の大局観が起こり、この領域観で見る一纏まりの身体性と頭脳性と感性という有機体を浮かべて、体と頭と感性による完結性と検証性を果たす構図が描かれる。権限ばかりを望み、責務を放棄するように映ると、歪な精神性の領域観と映る。政治行政の上位性の枠組みから、政治行政や産業経済の適正を判定するのに教育による適正な概念形成と検証の仕組みが問われる。概念形成に対しその活用に見るマスコミが歪化すると、適正な評価感覚を失い、政治行政や産業経済の適正は下落する。文化観が弱いと、歪な人間や生態系、空間を生む。


表1

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人類普遍の根源原理

1)人類普遍の根源原理
母の姉が小学生の孫に、何がしかの注意をしたら、「婆さんにそんなことを言う権利がない」等と言われたそうだ。「学校でどんな教育をしているのか」と、私に疑問を投げかけられた。このような現象に、現代社会の在り方と教育に対する問題が顕在化する。人間の健全性という根本的な原理を起点にして、「頭と体と精神性のアンバランス」という姿が出現する事への問題点が映る。小学生の身体面に相応する頭の作り方をもって、精神面の良性が作られる。精神性が歪化するような頭と体のアンバランスを作る事が問題を起こす原因と映し出される。良き精神性」という面に重心を備えた教育の在り方という課題と適正化の方向が浮かび上がる。「人権」なる概念についても、成人が抱く人権概念と個別現象の適用と、小学生が抱く人権概念と適用が、同じようであると、身体面に相応する解釈に不適正が映り精神面の歪性と解される。小学生に対して、人権なる静的概念を伝え、身体的側面を通して現況認識と及んで、静的概念を動的に回し適正な動静に及んで、健康な精神性の出現と説かれる。静的概念をそのまま現況認識を通さずに、用いると歪な概念と適用を起こし精神面の歪さと現れる。これが、教育上の不適正を伺う側面と掴み出される。静的概念と動態性と動静で回る人間の活動法則を人間の健全な在り方として、基礎基盤性の原理と備える事をもって各種概念と現況と評価と妥当な方法を起こす、健康な精神性を備える人間が作られる。静態概念に偏り動態性への観点が弱く歪な動静を出現させる精神の良好な発育を妨げるような教育に及ぶと歪な成人が作られる。妙に頭がでかく、体と感性に歪性を宿す人間となり、精神面にどこか瑕疵が映る現象を産みだす因果の推察に及ぶ。こうした現象への問題と原因の認識が整理されてゆき、健全な人間像への見解が概ね定まり、有るべき人間のビジョンと導出され、同一性の認識が進み、それに及ぶ人間の作り方の適正が生み出される。「生滅不可分と最良の生」等と言う哲学的な原理を起源として、静態と動態と動静を回す活動法則へと具象化し、頭と体と精神性の良性を浮かべる人間の姿が描き出される。概念に対して、身体性への認識と対面し、現況認識と評価に回って、適切な動静を見出す精神性に健全な人間の実感を生む。健全な人間性という根本原理を不動にして教育の在り方が見いだされる。文化様式という長期性の適正像を基盤に備え、教育への在り方や産業経済、政治行政の在り方へと連なる。妙に歪な成人を作る根本的な原因として、幼少や少年期の教育の在り方が作用する。どこか前のめり型の生存願望が強まり、頭ばかりを先行して体の発育とのアンバランスを招き、精神の歪性を起こすような指導を強めると歪な成人を作り、歪みの激しい生態系を招く原因が映る。妙に強権的な態度を出現させ、物質に依存して外界を従わせる歪な精神性の成人が作られる。「根源的な人間の良性や生態系の適正、永続への方途」という原理と適用の整理が進み、具象的な作り方の適正へと発展する。「精神面の良性」という観点に重きが置かれ、これを習慣とする規則性と、精神性の良性を実感する側面への認識が揃い質実の良い人間と世界を生む。物質従属的な世界を求め物理受動性の原理に倣うか、根本的な面からの良性を問い適正な原理を浮かべ、世界を牽引するような創造力をもって、生態系の永続へ及ばせるか、発想や志向性、目指す世界観の違いが起こる。根源性への認識が自己と外界を含む全体性の概念を生み特定的現象への性格を付ける。確かな根源性を求めるような感性にあるか。それから起こる世界観と特定領域観を生み、静態的概念を作り理想的な体系が描かれる。これに対して、理想の異なる多様な人々と対面しながら理想へ及ぶような妥当な方法の強弱を持って、具象的な工程への軌道が作られる。動静概念と規則性というフレームを基盤性の法則と備え、中味の在り方の適正を含んで良好な質を持ち、量を投じる動静を実現させる。以上のような人間と世界の良性化への方法論が、どこの空間にも、同一的な観点と備わり一定の共通基盤性と浸透し世界の永続への軌道を促進させる。頭と体と感性という共通の仕組みを備える人間一般に対する適正化の具象的な構図が引き出される。普遍的原理と広がり、変わりづらい原理と固まり時々の共通性と個別性を引き出す法則性が進み人類社会の安定と繁栄の基調を進める。歪な現象は、正しい概念をもって適正な評価へ及ばせる手法に有効性が起こる。

 

 

健全な主体性像

1)学術的な学習
1-1学術的科目構成
一般科目として、「歴史と理論」等と言う科目が設けられ、社会学や自然学の基盤的な原理への認識と生産の作法が生み出される。個別限定性の分野を進める初動的且つ汎用性の観点が備えられ、基礎の盤石性の上に、個別を作る体形が生み出される。「歴史と理論」という言葉も、どちらかというと抽象的な概念であり、これのみでは、日常的な皮膚感覚の習慣や活動からは少々離れた概念の心象が生まれる。
1-2日常性の把握
まずもって、朝、昼、晩という一日の区分と一日のサイクルを浮かべながら、各個別の衣食住や仕事、休憩や就寝などという現象を配して、現況を掴むようなことが先んじる。
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1-3現況と評価と方法と検証と改善のサイクル
この日常性の現象を基にしながら、各現象の現況認識と評価感覚が起こり、現象の因果性について、深まりや広がりを発想して、問題の修正や好感の増進を遂げる。求める事柄に対し、必要な資源を浮かべ、サービスと資源の負担の想定と適正を探しながら、理想と現況と評価と方法と検証を回す活動に至る。
1-4望む欲求と水準に対する必要資源、及び妥当な方法や水準の形成と実現、
2)基礎知見に対する運用と改善の規則性
2-1自己体験と学術、
現象の良し悪しの評価感覚が起こり、よりよく改善を求める欲求が現れ、問題の原因の探索や特定と予防の施策を考案し、実際に投じて検証に回り、改善を果たすような習慣が作られる。
2-2自己体験と他者への有用性
この中で、各学術的知見等と言う体系的な知恵と比べて、実際現象との対比へ及ばせ、有用な知見や方法であるか活用し、検証を見て、自己の血肉となる知恵や見解が起こされる。その有用性を他者へ伝え、サービスと対価に及ばせる等と言う知見の広がりと有用性の好循環の社会性を遂げられる。
2-3認識や創造作法の精査
現象を特定するのに、「時間と空間と利益と不利益」という基礎観点を生む。「いつどこで、誰が誰に何をする,した、なぜ」という様式をもって、事実認識と価値の認識が整理される。
2-4概念形成と稼働と更新
これら頭脳的な知見の吸収という割合の強い知的創造力に対して、実際性の現象を重ねながら、以下のような知見の深まりや広がりを遂げる。体と感性の出現を通し、概念形成と稼働の習慣を重ねて、より概念の深みや広がりを持ちつつ、洗練的な体系に集約する規則性が進められる。現象の深まりと広がりという観点をもって、想定と稼働を繰り返し、原理の抽出を含む活動と規則性が進められる。頭に偏した認識で、自己の不在な理解に留まらず、自己の定常的な規則性を柱に備え、自己原理の形成と更新を重ねて自己理論を作る道筋が生まれる。
2-5歴史と理論
時間が歴史なる概念と対照され、空間は、要素と要素の因果性の範囲概念を生み時間と空間に対して個別限定的観点の抽出や創造力が成されて方法という性格を含んだ理論が導出される。どのような欲求を起こしどのように遂げられるか。欲求と方法の深まりへ進んで体験を重ねながら、冷静な思慮を繰り返し、より良き欲求と、欲求を遂げる方法の体形と及ぶ理論が形成される。歴史と理論なる抽象概念について、皮膚感覚の現象の認識と各動作の基本原理を抑えながら集約性の概念と中身の認識が詰められ一つの領域観を起こし体系化した知見と吸収される。稼働性と概念形成を繰り返し質実の良い抽象と具象の整合の高まる規則性と結果の概念が作られる。
3)哲学的深まりと原理の向上
3-1動静概念
この規則性について「動静概念」等と言う更に抽象性の高まる概念が導出される。静的な固定概念や感性のあるべき状況等を問い、静的側面が形成され、動態性を回し静の更新と向上などを重ねる規則性を生む。
3-2生滅観
こうした中で、病気や事故、死などに対面し、より根源的な生命への思慮を生み、生滅不可分の感性の認識が形成され根源的な人間や生態系の原理が掴み出される。命への重みある感性と行為を作るような習慣や性格を造るに及ぶ。
3-3根源性と全体観と特定性
多様な因果性を感じ取る感性が培われ、自己との直接的な因果性に留まらず、間接性の因果を感じながら、対象範囲の広がる全体観が形成される。全体観を意識的か無意識に浮かべつつ、特定的現象の因果性と性格付けに回る。広く大きな利益への想定を少なからず抱きながら、欲求に対して必要資源の算定や勘案に及んで実現可能な欲求と充足を重ねて、次第に出来る範囲が広がり、特定的領域観の広がりと全体観の更新などの規則性が繰り返される。
3-4健康な主体性像
日常性の活動と分断的な頭の形成による知見の保有を強める規則性に陥る教育であると、どこか歪な精神性や欲求を常態する性格が作られる。「動静概念と規則性」等と言う原理を衝動性のフレームと備えて、概念と現況と評価と方法と検証と改善を回す活動観と実際性を標準概念と固めて、質実の良い健全な主体性と活動が取り行われる。頭過多や体過多に見る歪性の出現について、健全な感性を作る動静の規則性が進む。
3-5健全な個性の形成
こうした完結性の質実の良き長期性の健全な主体性像を標準と備えながら、自己の関心が進む特定性の生産性に注力して個性が作り出される。基準的分母観と特定的個性という観点を常態する規則性に回り、歪性の出現について適当な制御性を図る主体性に及び、自己と外界との耐久的長期性の相関を作る永続の軌道が生まれる。どのような特徴を生む個性であるか。完結的完璧性の高い全体性の構図等と問いながら、直接的な効用や影響の因果性を浮かべ、全体と特定性の相関を掴むような態度に及んで、自他との良好なプラス基調の相関性を進められる。
3-6悪性化の習慣と慢性的歪性
物質任せの生存策に偏ると、上述のような規則性と外れた粗雑な生存策を強め外界からの不快感を招かれる。よき理論の形成と稼働等と言う習慣を喪失し、目先の利益を物質性で奪うような習慣と性質が強まる。無機質合理性への発想や欲求が強まり、歪な主体性を招き、生態系の悪化を齎せる因果性が整理される。盗みや詐欺の慢性的な性格が作られる。これに陥らぬ適正な原理が引き出される。

 

1)長期基盤性の充実


「あっちかこっち」という対象と選択の感覚が強まる。単細胞物質化の感覚と規則性が進む。人を選択する事と、人が抱かれる創造力や志向性の内容に着目し、こっちのこの点は良いけど、あの点は今一つだ。あっちのこの点は良いが、その点は良く分からぬ。等と言う吟味へ及び、自己の考えを示しながら、異同が精査される。この三者に共通するような同一基盤性の概念や体系が進むと、これらの中味の異同への認識が進み、異同が起こる事への原因を掴むことへと深まる。同一基盤性の原理が揃う事において、質実の良い社会性や生態系が作られる。基礎基盤性の原理に同一性が乏しいと、気ままな欲求と充足の態度が強まり、短史眼的な利益と追求の対立を強めて、1か0の判断を強める世界を招かれる。これでは、あまりに短絡的な生と死を作る事になる。自己と他者との対立について、異同を浮かべて、同じような基準への認識と共に、異なる部分へついて、一定の尊重心へ及ぶような個性間の関係に及ぶと、1と0の世界に及ぶことは無い。単細胞物質的な体質の強まりは、創造力の中味への関心が弱く、物質反応を強めて各自の利益を遂げる規則性を進める。非社会的な体質の強まりへの根本的な悪性が映る。人間の適正像を浮かべつつ、力を備えるまでの過程へ視線や思慮が起こる。個々の現象の積み重ねから次第にあるべき主体性の基礎原理を掴み、それを基にして内外関係を作り込む規則性に回る。大本に備わる人間性への見解があまりに異なると基礎が揃わず、個別判断についても離れる。一方向の欲求の強まりと充足の作法を強め、1か0の答えを求める性格が生まれる。この性質への歪性を浮かべて、力の保有と活用に至るまでの適正な過程へ思慮が及んで、主体性のあるべき静態概念が生み出される。
・基礎的主体性の適正像
・個別現象の良し悪しの異同
・基礎的主体性の適正を産みだす過程的な思慮と様式
この3つの観点を浮かべて、概ね揃うような基礎基盤性の充実に及び、短変数物質化の潮流が強まる事への適正化の施策が起こる。このような問いと創造性に絞り適正な領域観を見出すという分野の生産性が生まれる。こうした関心が及ばず1か0の世界を望むかどうか。基本的な志向性の違いが起こる。下限的な犯罪規定は古くから個々の現象を重ねて、明瞭性の高い社会性を執り行う基準尺度と組み込まれる。これへの遵守はあらゆる現象の下地と及び、これを安易に超えるようであると、1か0を求める性質の強い対象と映る。これを許容せずに淡々と取り締まる基礎の上に建設的な発想と創造基調が作られる。どこの領域においても同一の基準と浸透し基礎の共通を持って、更に良質な基礎を作る力に回る。自己と外界を含む全体性の概念の広がりを浮かべ、自他を配して制御に回る創造の規則性を生み個別領域の個性へ対する肯定感の心象が生まれる。変わりづらい中枢性の同一性を持続させる働きが長期基盤と長期利益を生む。この価値が崩れるような現象には神経質な反応が要る。この面に、一定の落ち着きある精神性が見られ建設的な社会性が進む。力の大きさに相応する制御を求める変わらぬ精神が根源性となって心身の正常を生む。この根源性があまりに異なると歪な世界を広げる。物質文明の一面的な利益世界の強まる時代的背景から、どこか異常者という心象が現れる事もしばしば起こる。根源性と全体観と特定性の静的観点と体系を同一性の基礎と持ち、動態を進める動静の規則性という確立された体系の推進をもって基礎の安定に連なるものと思います。各種分野の肯定的な心象と相乗性へ回るような全体性概念を含め、個性と同一性を進める習慣と様式に人間や生態系の標準が描かれる。物質文明なる長期トレンドへの思慮と反省を含み適正な理論が導出される。昨日今日の観点における良し悪しの判断で留まらず、長いスパンと規則性の適正を問い良し悪しを浮かべ作り上げる創造力に回る。

 

人間の同一感性の整備

1)人間の同一感性の整備
身近には、労使関係という焦点が社会関係の基軸焦点になり、使用者と労働者における対立と調和を図る上での適正をどのように見出すか。使用者側の力の推進策による事業の拡大と分配の増加の基調を強めるか、拡大志向よりも分配格差の縮小へ意識が注がれるかに大別される。親子関係、教師と生徒、労使関係、男女関係、経済と政治、中央と地方、大国と小国、自然と人間等々の力の大小による対立的な観点が起こり、社会性の発想や基調・志向性となって、二大的な勢力が生まれる。物質感覚と心理的情動性という因果性の割合や相関の適正を問い基準と過不足の具象的観点を起こし、拡大基調と分配の平等基調という発想の向かい方を生み、両者の違いへついて妥当性を引き出し調和と永続の軌道が模索される。リベラルや保守等と言う概念の二大志向性は、どこか不明瞭であり上述のような「生物物質性と心理的情動性」という根本的な観点から、消費生活や産業経済面、政治行政面と教育及び自然環境という大局的な観点と体系を浮かべて、各領域における適正化と領域観の適正を求める根源且つ包括性の理論の導出によって、長きを見据えた良性化の創造が進む。今日しばしば主張される「パワハラ」等と言う現象も、人間の根源性の観点をから、全体性の概念と文脈を起こして部分的焦点を絞り込み、どのような性格の現象であるか配置感覚が生まれる。物質的な力による弱者への強圧的な態度について、どのような正当性を充てられるか。行き過ぎた物質的な強要であり精神的な悪性を取り締まるべきだ等と言う判定が起こる。多くを稼いで皆に分配を回してあげている等と言う意識を強めるか。いやそんな限定的な人々によって富を作り上げられるものではなく、多様な個性の協働と共生により富の生産と永続を叶えるものであり、「そんなに威張るな」等と言う主張が分かれる。いずれの側に適正を見るか、一定の標準を示す概念を問い基準と過不足の判定について、同一性を狭める観点や体系の導出をもって、対立への適正化へ連なる。社会性の志向や生態系のあるべき中枢性について問い、長期的な適正像を浮かべ、中期や短期の想定の妥当性を引き出す創造力に及び、社会学や社会哲学、或いは、自然と社会を含む生態系の適正学等と言う領域観を起こし概念形成と適用を進める事に及ぶ。ごく限定性の高い社会関係の個別的な調和形成の観点と共に、どこの空間にも一定の同一性を作る欲求が起こり、「個別性と共通性と普遍性」なる概念と区分を備え丁寧な価値体系と力の行使を遂げる。これまでの学術的な成果として用いられる「保守やリベラル」等の概念では、どこか不十分な心象が強まる。生命観等の根源的な側面から人間の変わりづらい性質を映し、志向性の違いを表し標準的な適正化の答えを浮かべ具象的な観点を精査し、あまりに異なる志向性による二極構造の拡大へ対する調和形成や拡大志向と分配の適正を見出す方法が進められる。一定の落ち着きある人間の同一解を揃える試みが必要となり算式の整備が求められる。生滅不可分と最良の生、生物物理面と心理的情動性、平等志向性と生存性の引き上げ、主体性の適正、広く生態系の適正、持続可能な成長、永続思想等と言う文脈が形成される。過去の歴史における正負の体験について、より良き理論を導出する理論家や思想家なる分野の課題が絞り込まれる。これへの挑戦が「日本文化原論 真なる調和への道」等と言う著作と現れる。