美粋書房 横山俊一

神道を根にした文化慣習に携わり、文化思想の執筆をしております。

1)創造力の集約概念

1-1盗み
例えば、盗みは犯罪であるという概念の同一認識が生まれる。これに対し個別現象の観測が成され、その現象は基準概念に対しほぼ100%該当すると評価される。良し悪しの判定が確定しそれに対し適正方法として罰則を与えるという施策が投じられる。方法を投じた結果、盗みをやらなくなったという検証される。
1-2部分性と全体性
単純な物取りから悪意性の強い知的犯罪という現象の相関を探り、有ってはならぬ事とあって良い事、両面の因果を浮かべ作る創造性に及ぶ。
1-3生産概念
概念と観測と評価と方法と検証で回る完結的な生産概念の認識。
対処的生産性と事前予防的生産性の違い。

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1-4根本性と特定性と全体性
「盗み」という特定現象に対し直接の原因は所得の減少、景気の悪化と予測される。間接性の原因に、産業経済、法律、政治行政、教育、文化、国際社会等という観点が出現する。間接的なシステムの適正が問われる。直接間接の観点を持って全体性の概念の広がりを産む。良き生の導出という根本性が起源となる。根本と特定と全体なる観点と相関を浮かべ静的体系が形成される。
1-5事後対処と事前予防
これらの概念に対し、現況の観測と評価に回り方法を投じ検証し改善する動静の規則性が習慣と備わる。動静概念と規則性という人間の変わりづらい活動法則性が抽出される。事後対処的な流れを図ると共に、現象に対する反省と分析と適正策を作る予防的な流れを持ち、意図する欲求へ対する適正と、確かな基準尺度の形成と稼働に回る。これらの動作に、人間の健全な精神性が映し出され、長期的な利益概念の認識を生む。
1-6精神性の悪性
健全な感性の変わらぬ主体性による自然反応として出現する活動の法則性と映る。感性や生命観が弱まるほどに、これらの法則性が弱まり物質性に依存して自存性を求める性質が進む。生身の創造性は弱まり無機質合理性の反応が強まる。盗みや詐欺、略奪という手法を多用する精神の悪性が映る。暴走に陥らぬ過剰なり力への縛りが必要となる。
1-7方法の適正
軍事的な力を背景に強制させる方法を備えると共に、創造力の適正という面からの良性化を進め不動性の価値と実現の軌道が進められる。物質性の力を利己的に活用する歪性への適正な予防の観点と基準の整備が進められる。適正化のつもりが暴走を招く事への警戒が備わる。

 

4)不健全な歪性

一部のエリートなる層による特権的なビジョンや原理の限定に陥る事のない万人性の原理を含み普遍的な様式の永続性を生む。静的概念過多で動態の回らない一部のエリートなる意識には不健全性の心象が強まる。理想概念と適用範囲と現況認識と評価と方法と検証と改善の動静概念を何処の立場においても同一性の原理として汎用的尺度を産み、健全な原型と感性の同一性が進み力と責務の均衡を制御する活動法則が稼働する。自己生産への意識の希薄性から生産責任の不明瞭性と曖昧性による歪な精神性が進む事や物理的な力の相対比較の感覚が強まる不健全性に対し根本的な観点を含み自己の性質を問い自己規定の整備と外界との対面と内外との真摯な需給を作る規則性に及び過大や過小な自己評価に陥らぬ適正感を掴み健全な心身性の備わる主体性が進む。知見の豊富さに適正の判断基準が偏らず、質の良い原理と稼働を重視し客観的な自己評価に回り、精神の落ち着きと適度な挑戦心の続く活動が展開される。頭の膨れた過大な自己評価の意識が強まり歪な行為への認識へ及ばず物質性に依存した手法を持って犯罪感覚の狂う根源性の劣化を招かぬ万人汎用性の原理が組み込まれる。根源性の壊れた全体最良性が強まらぬ仕組みが備えられる。物質的な財や権力という力をもって、知力や技術等の各種個性を購入できる感覚が強まるほどに精神面の歪性が広がり根源性を喪失した規則性と全体観を抱き特殊な特定現象を招く因果性が映る。根源的な観点を強調し人間の根幹の崩れに対する不利益を抱ける感性に変わらぬ良性が映る。金や権力を持つと妙に偉くなった気分を宿し生産性への整備と力と責務の均衡意識が希薄になり物質性への依存が強まり動静の規則性が脆弱化する。静的概念に偏り動態の回らぬ内外との歪性や物質的な手法に偏った自存策という動態過剰という両極の歪性が顕在化し負のスパイラルと映し出される。精神性の混乱に映り質的な改善に狭まれる。悪性の広がりを予防する創造原理を強調し正のスパイラルを停滞させぬ施策が投じられる。意図する制御性をもって内外との良好な感性を求める性質から「統合と分化」という観点が出現する。物質性に振り回されぬ良好な精神性を根に、物質性の確かな制御を果たす動静の規則性から必然的に起こる観点となる。大きな力に振り回されぬ自己の側に良質な精神性を備え内外性を作る主導的主体性が生まれる。変わらぬ健全な精神の基準を持ち、内外環境と対面し大胆に変えるべきは変える動態を進める動静が続き永続への道を産む。根本性の弱まった精神面の怠慢や愚醜が映るほどに大きな力を委ねる事への懸念が出現する。歪な手法を持って他領域への利益よりも自領域の存続を強める現象が顕在化するほどに根本性への疑念が強まる。過剰な力の保有や欲求と責務の不均衡と映り感性面の欠陥という心象が進む。頭と体の分断と精神の悪性が映り、領域や体形の肥満や不調という全体観が伝わる。妙に物理に縋り意図する欲求を充足するか、物理を持って外界を従属させる性質か、精神と身体の崩れた領域からの負が広がる。これへの適正化が果たされぬと空間全域の悪性へ回る。慢性的な盗み症や詐欺、略奪的な性質が浮き彫りになる。内弁慶の政治主導性には良いエネルギーの質が映らない。堂々と基準の形成と明示と公平な適用と検証に回す主導性とは外れ、寡占性と暴走と略奪の領域を産む。良好な創造力について、根本的な側面から各現象の性格が浮かび上がり、真に良好な利益を遂げる。基準自体からの良し悪しと、基準の明示の適正と、稼働の適正の観点を持って創造性や人間性が判断される。気ままな判定と活用を進め外界から利益を略奪する性格が進む事のない、様式が整備される。根の歪な肥満症を放置すると空間の根源性がますます劣化する。悪性のエリートなる様子が鮮明化する。これを除かぬとプラス軌道性は停滞する。どのような根源と特定と全体観を望むのか。尺度の鮮明性を果たしながら稼働を図る動静概念と規則性により客観的な判定が進む。適正な尺度の明瞭性が高まり健全な活動と物理依存の略奪者という様子が識別される。短期的な効用と中長期を見据えた理論を導出し真に良好な利益と判断を遂げる規則性が組み込まれる。変な性質を真似て悪性の広がらぬ根幹の盤石性が望まれる。体と頭と精神性の観点と規則性から質実が浮かび上がる国外に限らず、国内にも歪な性質の影響が映る。内包性の破壊と根源性の劣化を招く対象が特定される。質実の良い概念を整え観測と稼働の適正に及ぶ。二次三次的基準と適用の分化した常識が進む事に対し、根源的基準からの適用を持って健全性を生む。

3)基礎と応用の相関性

3)基礎と応用の相関性
この感性と感覚と観念の有機的な活動周期性を備え力と責務の均衡に見る感性の健全性を遂げる基本原理が作られる。あまりに物質感覚の強まりによる精神の悪化へ対する予防の観点を組み込み、変わりづらい人間の良性を求める様式が導出される。個々人的な側面から映る人間像を原型にして大規模事業等という活動にも基本原型と適用を果たし、感性と感覚と観念の整合と制御に及ぶ体制と運用を果たし、健全なミドルやマクロの対象範囲と稼働に及ぶ操作へ応用される。町や都市、国家等という括りに対してもミクロの基本原型を備え各範囲を映す観点を起こし生態系や空間の健全性を作る事に及ぶ。体と頭の制御と感性の健全性を生む観点を備え、各領域の適正を作る方法と働く。「集権と分権、統合と分化、集団と個人、国家と町」等々の全体性の範囲と個々の構成要素の良好な相関を求める観点と応用に回る。基本原型への見解や関心が弱いと物理的な力と進行に箍が掛からず、精神の歪性を招く因果性が出現する。体と頭の整合と精神の健全性を遂げる基本方式とし、動静概念と規則性が作られる。このように、1)根本的な感性 2)動静概念と規則性 3)各適用範囲と応用という3つ程度の観点と相関と全体による体系が構成される。大枠観をもって生態系の持続的な安定と成長と永続を求める総合政策体系が象られる。根源性への認識が希薄化すると部分最適や偏狭な世界観の進行に陥り世界は歪な方向に進む。根源性の観点を重しと備え質実の良い規則性を導出し、全体の最良性へ向ける原理が引き出される。万人的基礎教養と広がると共にミドルやマクロ政策を担われる人々の根幹的な算式に挿入されることが望まれる。中大局的な見地から生態系を作る操作性において根源的な側面を抑え定常的な規則性を導出し更に各適用範囲へ応用し全体なる生態系のビジョンの探究を合わせ、根と幹と枝葉と体系を備える生態系の最良性と永続の軌道が進む。基礎の狂った拡大志向や物質依存性の強まりという人間の根源的な変容について適正化の観点を持って歪性の連鎖に箍を掛け変わらぬ生物の根源を意識した活動規則と全体観の道筋を持つ総枠的なビジョンが作られる。根源性から特定観やマクロ観を産むアプローチが必要となり、特定現象の適正を判断する理性的な算式を産む。万人的な立場からの基礎教養として広く認識を備え、各所における適正の導出に回る。歪性への抑制に働くと共に制度や法規という固定化策の適正を合わせ根本概念の具象性を遂げる。人間性や生態系の根本性と全体性のビジョンを導出し具象的な定常性の施策展開を果たす。この中に全体性の観点と模索を含むシステムを回し極端な悪性へ及ばぬ制御が果たされる。物理合理性の激しい潮流が進行する事へ対し必要な適正策が起こる。

 

 

2)動静概念と規則性

抽象的な徳目を頭に入力させる教育に留まらず人間の良性を習慣に取り入れ実際的な徳育が内蔵される。一々、歪な現象に腹を立て同じテーブルに載って対抗的な反応を見せるに及ばず、原因の根源を掴み良性化の作為を投じる生の導出へと進む。実害が出ないような対応と共に根源からの予防と適正策が進む。
2-1根本的感性
「赤い色が好きだ。」という感性に良し悪しの評価を与えられるのか。このような直感的な美感に対し、喜怒哀楽などにはある程度同一性を望むことが自然となる。そして、生命への尊さを抱く感性には、より同一性が備えられる事が自然となる。自己の生命を重んじる様に他者の生命を重んじる態度において健康な感性の評価が起こる。人間に留まらず、動植物等の自然へ対しても同じような生命への重みが備えられ一方向に奪う事への嫌悪感や矛盾の感性を抱きながら両者の共存共栄への発想へ進み、再生産性へと創造力が投じられる。このような感性への同一性をある程度、望むのが多くの人々の根源性に映し出される。
2-2基礎の違いと広がりによるマイナス現象
基礎基盤があまりに離れると個性への敵対感が進み建設的な関係性は萎み短期的な利害の衝突が激しくなり永続軌道が弱まる。変な意味の政治的な手法が強まり物理性に縋り外界の利益を奪う体質が進行する。或いはあまり偏狭な専門性に偏り自存願望が強く他存性への意識の乏しい歪な専門職等という性格が出現する。頭が妙にでかく他者の個性への尊重は下落し外界へやたらと一方向的に求める体質が進む。自己の側を伺い反省と改善を起こす規則性が弱まる。物理依存の激しい利益追求や間接手法の多用や、裏表の違いの広がり、盗みや詐欺や略奪性の不健全な性質に陥らぬ根源的な感性を反映した具象的様式の整備が進められる。
2-3自己生産性と健全性
生産責任の範囲を整理し、堂々と内外へ明示し公平な適用を果たす規則性となり動静概念と習慣が内蔵される。特定観の内包性と外側の相関を掴み領域概念が作られる。更に特定観の間接的な広がりを浮かべ全体性概念の探究を含む自己と他者の関係性を浮かべられる。この習慣が規則性に内蔵される。物質依存性の強い体質が進むほどに領域観の整備や明示と稼働が進まず力任せの生存策に外れる。力と責務の均衡への意識は下落し暴走的な現象を多発させる。慢性化した不健全性が映る。
2-4具象的様式の同一性
根源性を反映した習慣や規則性の型枠として「動静概念と規則性」という原理が導出される。質実の良い感性の実態が現れる活動法則となり、感性と身体と頭の有機的な連なりに見る感性の良性という実感が生まれる。これが主体性の適正と描かれる。倫理道徳に対する評価に回る。基礎基盤的な人間の良性の認識が進み基礎の良性と同一性の基に各個性の違いの尊重や協働、相互補完に回り自他との共存と再生産の軌道が進む。

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感性の根源と具象的様式の習慣

小学校の国語の時間では先生が特定の人に「何ページのここから読んで」等という指示される。ただ普通に読むだけではなく本に書かれている情景が浮かぶように皆が聞き入る様に声の強弱をつけ喜怒哀楽を挿入し感受性を示し読むと「良くできました」と評価される。文字を見て各場面を想像し自己がそこに要る気持ちになって声の色彩感やトーンを考え表現する事が求められる。たまに読めない字が出てきて「そこはこう」等という手ほどきを受け読み進める。悲しい場面でニコニコしながら声を出すとやはり感性に問題が映り、悲しい場面は悲しそうに表現し違和感の少ない読書に至る。悲しい場面かうれしい場面へ対する同一性の判断が起こり感性の正常さが確認される。無意識的か意識的に感性の同一性を作る過程が生まれる。文字から場面を感じ場面に相応しい表現を起こし感受性の健全な働きの検証性が取られる。これをお芝居とは言わず精神の健全性が見られるかを測定する工程と解される。読むに留まらず校舎の外に出て「好きな絵を書いて」という教育が行われる。どんな対象を選択し形や色合いを描写するか、上手に書くとよく出来ましたと評価される。視覚や手先の健全性を作ると共に何を選び構図を取るかに独創性が起こる。無限的な構図の想定から好む構図を取り出し表現を進め生の導出が図られる。何を捨て何を取り上げるか、何に生命力を加えたいかの感性が示される。「好きな事を書いて」という面にも同様の観点が出現し何を表すか何に生命力を与えるか、主題の想定自体に感性が現れる。創作性の他には人々と協働作業を持って一つの作品の制作や運動会に参加し競技を行う教育が生まれる。体の発育を促進させると共に協働作業を身につけ良好な社会性を培う工程が進む。準備作業から本番での競技を執り行い片付けに至る働きに感性が出現する。表に出る事ばかりを望む性格と裏方で人の嫌がる事を進んでやる性質が出現しどちらかというと後者の側に好感が生まれ感性が宿る。前者で良い成績を起こし手柄を得て羨ましがられるか、二面的感性が生まれる。生徒会等という人の上に立ちたがる管理型の性格か、スポーツなどの固有技術に楽しさを抱く性向に分かれる。親の性質が反映され学校の活動に出現する。身体的活動や観念的活動を通し内面性が作られる。感性は親の影響が大きく子の性質を産む。平準的な基礎を備える場が公の場であり学校において意識的か無意識に感性が組み込まれる。「これ綺麗でしょう」という直接的な感性を作る事に対し、生滅観を基礎にして規則性や習慣により良し悪しや美醜の感じ方が培われる。習慣や規則性の良好な様式を整え吸収させ稼働を繰り返す中で内面性が培われる。「生の導出は負を産む」という内面性を基礎として人間の根が作り込まれる。現象の一面性や直線性によらぬ生滅性を抱ける感性を基底に特定観と全体性を浮かべる規則性を内蔵させる事に重要点が生まれる。これを組み込む事に教育の重要な役割が起こる。良好な生を導出する根源の要因が掴み出される。生物物理的な生命観とは異なる感性的な生命観が作られる。家庭や学校、何処にあっても普遍の同一性を帯びる。根源性を取り違えると基礎の崩れた性質が広がり不調和性が一向に静まらず何度も混乱した現象を繰り返される。盗み症や詐欺癖、愚図気質を作るかどうか。中枢や根幹がぼやけ意味の分からぬような理屈を並べるようであると、不健全性の兆候が表れる。

社会文化理論

1-1民族性
力関係に依存し外界へ理不尽な財の要求を進める現象が起こる。これによらぬように、力を持つほどに予めの基準尺度を設け、堂々と公平に運用する精神性に健全な主体性の基準像が描かれる。同一性のビジョンや欲求を合わせそれに有用な働きと貢献に応じた分配の割合を起こし、エネルギー循環の均衡へ及び感性の良性を持続する。各種領域の主導性に求められる態度となり一般尺度と広がり空間の適正が作られる。平等の理性を基礎にした運用を図る精神性を持つ空間の体質が作られる。これが民族性や文化等という性格と浮かび上がる。
1-2ソフトの先行とハードの従属
物質性を正当化の根拠にする基準と運用によらぬソフトの創造力に重心を備え、良い発想や創造力にハードの資源を充当し利益を導出する算式が進む。人事権や予算の権限も有用な発想や創造力の出現に対して資源を充当される。資源分配の権限を先んじソフトの創造性が従属する割合が強まると物理型の依存と発想を強め組織や体制という枠組みを作る事に意識が進み良い利益を作りだす生身の創造力に重心が備わらず、ハードの入手に偏った社会性を招かれる。政治力等という面に妙に偏る志向が進み、物質依存型の秩序が強まり精神面の病んだ社会性に陥る事へ対して、生身の精神性と創造力に比重を備えた主体性の形成に普遍の原理を合わせ、永続的な感性の良質性を持続する空間と生態系の平等性と活力の持続する体質が作られる。安定と成長や過去の連続性と未来の躍動という相反性に対する適正を見出す方式への思慮が重ねられる。個々の現象を重ね正負の体験を通しより良き社会性や人間性を作り上げる方法論を問い適正像を提起し実際社会の運用と回り適正化の基準と過不足の算定へ及ばせる教育的な役割が求められる。
1-3個別性と一般性
ごく限られた社会性の範囲による自由意志による秩序を作る事に対し、広く一般なる尺度の明示を広げ固有的な社会性を望むか、一般尺度を参考にしながら適正を制御する相対的比較を図り限られた尺度のみならぬ一般性の尺度を含む適正を導出する枠組みが生まれる。尺度の多様性に対し選択の自由が起こりリスクとリターンの均衡に及び正常なエネルギー循環が進む。社会性の範囲が広がるほどに固有性の尺度から一般性の尺度を取り入れる割合が増え、多くの利害関係者の出現に対し公平な基準と運用を求められる。

1-4領域観の形成
間接的な因果関係の実感が増加するほどに特定利益に偏せず利害関係を広く浮かべ利益概念の形成を遂げる基準と適用の方式へ進む。何を優先序列に構成するか、各利益の項目と序列を浮かべ全体の体系を整え力の源と直接間接の因果を整理し体系を作り、利益概念を整え明示し適用する運用が進む。これが曖昧で確立された体系が弱いほどに恣意的な運用に及び属人的な資質や物理性に偏る運用が進む。未だ確立された利益概念の整理が進まぬ領域における不安定性が出現し各所で多々対立現象を招く。良好な考え方を整理し多くの人々に納得感を与える体系的な見解を導出しソフトの求心力が現れハードを集め投じ実際化させる工程が生まれる。ハードによる固定化が過ぎソフトの改善を停滞させる支配構造に固まると活力が減退し物質依存の強い空間の性格が作られる。固有性の技術力をもって領域の主導性や求心性を作るミクロ面からの力の推進と利害関係の広がる領域における利益概念の形成に違いが出現する。ごく限定的な領域と影響力の広がる領域との相違が生まれる。属人的な技術に求心性を作る領域と多様な利害を勘案し最適な利益概念の体系を作り公平な適用を果たす領域との違いが生まれる。固有性の技術と資源管理技術と特定領域観と多様な領域を含む全体性の概念等として抽象観点と原理が作られる。
1-5公共性
基準概念の形成と明示と公平な適用と検証の結果を持って一まわりの生産性に及び自他との適正を問う枠組みが起こる。公共的な影響を備える領域に及ぶほどに完結的な生産概念と運用を求め力と責務の均衡性を実践する模範的な役割が期待される。組織や集団の力の大きさに依存して堂々とした外界との対面から離れ寡占的な構造による運用に回ると公共性を喪失した私的欲求過多の性格が強まる。これに過度な税を投じる様であると歪な固定性と性質が深まる。盗みや詐欺を慢性化し外界へ負のエネルギーを広げる。公共機関なる役割や規定と運用の適正が問われる。形式上の公共概念に留まらず、実際上の社会的な模範と認識される存在に公共性の概念が起こる。
1-6適正な方法論の導出
根本性と特定性と全体性なる観点と体系観を浮かべ概念形成と評価と方法と検証と改善に回る動静概念と規則性等として万人性の尺度が備えられ、動的変容の適正を見出す原理と働く。物質性に過度な依存を進める社会性によらぬ感性の良性を求める発想と態度から具象的な様式が整備される。根本的な精神の良性を持って永続的な生態系を遂げる方法が描かれる。根本的な気質や感性の質からどのような創造の傾向を進めるか、各空間の歴史や生い立ちを背に固有性が出現すると共に各地で得られた有用な知見を合わせ多様な知恵を収斂させてゆき一般化の様式等として普遍性の帯びる原理が導出される。社会理論という型式となり社会の良性を作る創造力が示される。根本的な原理の導出と各適用範囲を想定し、基準と過不足の算定と適正化の方法を投じる創造の体系が作られる。
1-7各適用範囲
1-7-1個々人と集団
個々の自由と社会の規律を望む二面的な葛藤に対して適正化の原理を求める創造力が起こる。権力や財力、知力等の力を集める欲求が強まり、精神面の良性が崩れ歪な手法に制御が掛からぬような人間性に陥らぬ根源性を問い精神性と感覚面の適正を作る関心が、いつの時代や空間にも主要な問題と現れる。
1-7-2社会の大局観
身体的な側面と頭脳的な側面の活動に対し産業経済面と政治行政面という領域の個性が生まれ、体と頭の健全な相関による良好な感性の出現と持続の検証面に教育等という側面が働き社会の大局像の形成と制御を遂げる社会観が生まれる。頭の過剰性か身体の面の過剰性か、両面の適正を伺い感性の良性を求め、主体性の健全な制御に回る。
1-7-3人間と自然と道具の生態系
人と人との社会関係に留まらず自然や創造事物との因果性に視点が広がり生態系の概念を起こし、3つの要素と要素性の最良性を問い作り上げる事へ及ぶ。自然や道具の相関が社会の性質を作るか。社会の性質が自然や道具の在り方に反映されるか。両方の流れを伺いながら持続的な再生産と循環を探す創造が投じられる。
1-8社会文化理論の性格
当該文化論は、学術的系譜を辿り理論の批判と改善案を導出するアプローチとは異なり縁起物制作と販売等という神道の慣習に長年携わりその間にISOマネジメントシステムの推進事業に関わりながら、それらの知見や体験を挿入し家内安全と商売繁盛という万人性の祈願へ対する適正方法を探究する中で一つの体系的な見解を作る事に至りました。「感性と感覚と観念の有機的な活動観」という根本的な視座を備えながら、「動静概念と規則性」という主要な概念と各中身の見解を示し、社会や生態系の良性を遂げる方法が描かれます。長く持続する様式等という志向性を含め文化理論等という色彩が作られます。理論の導出が弱まると無思考物質化の世界が進行し人間の性質を根本的に狂わせる。

 

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文化観

1-1個別性
営業マンが「5000万の住宅を販売した」これが一つの業績の判断と取られる。民間の住宅販売会社における一従業員の評価がなされる。「盗人を10人捕まえた」これも警察の取り締まり機関における警察官の業績と評される。「火事の発生に対し素早く消火活動を行い二次被害の広がりを食い止めた」消防署の消火員による有用な働きとなる。「多くの人々の利益になる制度や法規を作った」と言う政治行政の働きが起こる。或いは、「言葉や概念、ビジョンを作り、多くの人々に活用された」これも教育的な配置からの創造力になり作った物事に有用性や共感が出現し、良いと思い活用が起こり良い業績を遂げた。多種多様の欲求の充足や欲求自体の喚起から需要を起こし供給を遂げ良い等と評価が成され業績を上げたと解される。産業経済や政治行政や教育文化等々の各種領域における主要な関心と創造性を起こし人々への有用な働きを持って「よくやった」と評価される。逆に「盗みや詐欺や略奪」等の手法により人々の財産や生命を奪った。これはマイナスの業績となり有ってはならぬ事と規定される。人々の生活を混乱に貶める作為をもって自己の財産を築き上げた等と言う性格が映れば、これも短期的な成果という心象からよく考えるとろくでもない事業による財の形成という中長期の観点が加えられ負の業績と見做される。短期や中期や長期なる観点が出現し利益概念と中身が精査されプラスの業績かマイナスの性格が強いか、ある程度検証の期間をへて真に良好な業績と負の業績であるかの吟味が進む。単細胞化するほどに「業績」なる概念と中味の思慮が短絡化し短期的な効用に偏した利益概念と方法に偏る思考と体系が作られる。局所的で短周期の範囲の利益を求められる立場においてはその範囲の利益で評価が定型化する。中期や長期の範囲の利益を求められる立場等と言う生産性が起こり、そこで求められる利益概念と中身を体系化し領域観が作られる。多要素を含む算式が構成され長きに及ぶ良好な人々の暮らしを遂げる纏まりある考えを備えそれへの期待が起こり技術と市場の相関を産む。
1-2共通原理
各種立場と求められる利益不利益の規定を持って需要者へ対面し基準と実現の規則性を生む。何を技術と規定するのか、生産者として明瞭に自己認識を備え内外へ明示し基準と運用を果たす共通作法が生まれる。共通基盤的な原理等と認識される。中身の良し悪しの前段として何処にも共通する作法が見られ健全な生産者の認識を遂げる。大きな影響力が起こる創造性においては相応する中味を持って力と責務の均衡性が進む。基準概念の形成と運用の在り方については何処の領域にも共通となり影響に応じて中身の作り方と示し方が異なる。力と責務の均衡に健全な個性を映す基準が起こる。力と責務の不均衡に不健全性が浮かび上がり負の心象が進む。この算式をもって多様な個性の尊重や寛容の心象が進む。多様性等と言う志向の基準が起こる。あまりに単細胞で良い立場かどうか、システムと人的資質の適合により力と責務の均衡が果たされる。どこの配置や立場にも意図する利益概念の体系を明示する事が求められる。とりわけ影響が大きくなるほどに利害関係者が増え相応する示し方が起こりシステムと人の適合という観点が生まれる。物質依存性の創造力が強まるほどに健全性の意識が弱まり共通作法が下落し、システムと人のミスマッチと解される。粗雑な物理性に依存した生産への不快が現れる。期待外れの心象が進み抑制圧力を加えシステムの改変か人の異動により健全性へ及ぶ自然律が回り精神の良性の持続するシステムが持続する。
1-3普遍原理
こうした体系観を抱くのが長期周期の利益概念になり人間の健全性を求める根強いニーズと対応の需給が生まれる。こうして本書における「文化」なる概念が形成される。特異性に映るボンボン育ちのミスマッチへ対する不快感が発生する。ボンボンや肥満症が中心的な配置に居座ると空間の質が劣化する。言葉一つで馬鹿がばれる。